2025年理事長新年あいさつ
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新年あけましておめでとうございます。
被保険者ならびに被扶養者のみなさまにおかれましては、新たな年を健やかにお迎えのことと存じます。また、平素より当健康保険組合の事業運営に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、年初からの令和6年能登半島地震の発生や大雨による災害など、心が痛む出来事が多かった一年でありました。被災された地域の皆様にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りしております。
一方、コロナ禍の影響から完全に脱し、インバウンドの増加含め、国内経済・社会活動は活発となりました。
健康保険組合が関係するトピックスとしましては、昨年12月に健康保険証の新規発行が廃止となり、マイナ保険証が中心となる受診の仕組みへと移行しました。
マイナ保険証の利用により、過去の処方薬や健診等のデータが医療機関で共有されるため、より良い医療が受けられます。その他にも様々なメリットがありますので、ぜひマイナ保険証をご利用ください。
今年は、団塊の世代の全ての人が後期高齢者となり、高齢者の医療費はますます増加する見通しです。
このため、現役世代の高齢者医療への拠出金も増加が見込まれており、健康保険組合を取り巻く環境は、今後ますます厳しい状況となることが予想されます。支え手となる現役世代が減少する中、国民皆保険制度の持続性を確保するためにも、全世代が支えあう、全世代型社会保障制度の早急な構築が望まれます。
当健康保険組合では、今後もみなさまの健康増進・維持のため、事業主の健康経営と連携を図りながら、効果的・効率的な保健事業を実施するとともに、医療費の適正化等への取組みを強化し支出抑制に努めるなど、みなさまからの保険料財源を有効かつ大切に活用してまいります。
みなさまにおかれましても、当健康保険組合が実施する各種健診や健康づくり事業を積極的にご活用いただき、日々の健康管理にお役立てくださいますようお願い申し上げます。
最後になりますが、みなさまのますますのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2025年1月1日